2008年01月07日

UDF1.02 4-3 ディレクトリ

ディレクトリは、単純に書くとそのディレクトリが持っているファイルやディレクトリの情報を記した記述子 (File Identifier Descriptor) (FID) をつなげて並べたものです。
ただ、個々の FID の大きさは、ファイル/ディレクトリの名前の長さによって異なります。

ディレクトリは親ディレクトリの FID を持っています。大抵先頭にあります。
ルートディレクトリの親ディレクトリはルートディレクトリ (それ自身) です。
ISO9660 と異なり、ルートを除いて自身のディレクトリを持っていません。
他の FID は、そのディレクトリに入っている子ディレクトリとファイルです。

ディレクトリは、親ディレクトリ+ディレクトリが持つ子ディレクトリとファイルの数だけ FID を持ちます。一つの FID が一つのファイルあるいはディレクトリに対応します。

FID にはそのファイル/ディレクトリのファイルエントリの場所が書かれています。ファイル/ディレクトリの本体の場所はファイルエントリに記されています。

ソートする場合は、まずファイル名で比較し、次にバージョンで比較しますが、無理にソートせずともかまいません。
posted by 七癖 at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ファイルシステム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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