2007年10月27日

UDF1.02 1-20 ext_ad

Allocation Descriptor の最後の一つ ext_ad は UDF1.02 では使われませんが、一応書いておきます。

ext_ad (Extended Allocation Descriptor) は位置の他、 3 種類の大きさを記述します。

ext_ad format
RBP大きさ名称内容
0〜34unsigned longExtent Length下記参照
4〜74unsigned longRecorded Length記録長
8〜114unsigned longInformation Length情報長
12〜176struct lb_addrExtent Locationパーティション番号とその先頭からの位置
18〜192unsigned char[2]Implementation Use予約


Extent Length は次のとおりです (short_ad と同じです)。

Extent interpretation
bit内容
0〜29length of the extent (unsigned、[bytes]、特に規定が無ければ論理ブロック長の整数倍)
30〜31 0: 場所が用意され、記録された
1: 場所が用意されたが、記録されていない
2: 場所は用意されず、記録もされてい
3: 配置記述子列の次の場所を意味する



Recorded Length は 30 ビットの正数で、最上位 2 ビットは 00 です。

Extent Length と Recorded Length と Information Length はそれぞれ違っていてもかまいません。

posted by 七癖 at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ファイルシステム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。