2007年10月25日

UDF1.02 1-19 long_ad

long_ad (Long Allocation Descriptor) は、それが記載されている論理ボリューム内における パーティションと位置と大きさを記述します。

long_ad format
RBP大きさ名称内容
0〜34unsigned longExtent Length下記参照
4〜96struct lb_addrExtent Locationパーティション番号とその先頭からの位置
10〜156unsigned char[6]Implementation Use予約


Extent Length は次のとおりです (short_ad と同じです)。

Extent interpretation
bit内容
0〜29length of the extent (unsigned、[bytes]、特に規定が無ければ論理ブロック長の整数倍)
30〜31 0: 場所が用意され、記録された
1: 場所が用意されたが、記録されていない
2: 場所は用意されず、記録もされてい
3: 配置記述子列の次の場所を意味する


UDF1.02 では、Implementation Use に次の ADImpUse を入れます。

ADImpUse format
RBP大きさ名称内容
0〜12unsigned shortFlagsフラグ
2〜54unsigned longUnique Id一意ID


Flags は次のとおりです。

long_ad Flag
bit内容
0Erased
=0:存在
=1:削除済
1〜15予約


short_ad と異なり、long_ad ではパーティション番号を合わせて記載するため、 複数のパーティションをもつ論理ボリュームや、 論理ボリュームの外から論理ボリュームに アクセスするときにで役に立ちます。

posted by 七癖 at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ファイルシステム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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