2007年10月05日

UDF1.02 1-10 数値と文字

ECMA167 の数値はリトルエンディアンで、マイナスは2の補数を使います。

このブログでは便宜上、数値の型はC++言語と同じものを使用します。
char、short、long です。
正の数値のみの場合は、unsigned を付けます。整数の場合、signed は省略します。

ただ、64ビット=8バイトの数値は、C++では用意されていませんので、VisualC++6.0 に従って __int64、unsigned __int64 を使用します。

このブログでは、16 進数は先頭に 0x をつけて表します。


文字には通常の ASCII 文字と、その他の指定した文字セットの2種類を使い分けます。
このうち、ASCII 文字は、使う文字セットの名前や処理方法名など、システム上最低限必要な用途に用いられます。

その他の、ファイル名、ディレクトリ名、ボリュームラベルなどは、使う文字セットを指定します。但し、UDF では、全て "OSTA Compressed Unicode" (OSTA 圧縮ユニコード) を使います。 文字セットの指定には charspec を使います。指定した文字セットを使って記述する変数には、内容欄に (d-characters) を書き加えます。
固定長の配列では、dstring を使います。これは、d-characters の文字列で、最後のバイトに使用バイト数を記録します。間の余ったバイトは 0 で埋めます。

文字列は全て先詰めです。固定長の配列で余ったバイトは 0 で埋めます。
posted by 七癖 at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ファイルシステム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。