基本的にボリュームは一つです。
基本的に一つのボリュームにパーティションは一つです。
ディスクに一括書き込みを前提とします (読取専用メディアは当然含まれます)。
論理セクタの大きさは物理セクタの大きさと同じです。
ボリュームセット内の物理セクタの大きさは全て同じです。
ボリュームの最初の 32768 バイトは使用しません。
ファイル名は最大 255 バイトです。
パス長さは最大 1023 バイトです。
一つのデータ列の長さは最大 230 - 論理ブロックサイズ バイトです。大抵、論理ブロックサイズは 2048 バイトなので、値は 1073739776 (0x3FFFF800) です。ファイルサイズがこれを超えるときは、ファイルを分割せねばなりません。
AVDP は第256セクタ、 最終セクタ、最終-256セクタ、の 3 箇所の内 2 箇所に記述します。
有効な PVD は 1 ボリュームに 1 つです。
有効な PD は基本的に 1 ボリュームに 1 つです。
有効な LVD は 1 ボリュームセットに 1 つです。
LVID は記録されます。
有効な USD は 1 ボリュームに 1 つです。
FSD は基本的に 1 論理ボリュームに 1 つです。
DVD-ROM の制限
さらに実際の DVD-ROM には、次の制限がつきます。
論理セクタの大きさと論理ブロックの大きさは 2048 バイトです。
DVD-ROM 片面のボリュームは一つ、パーティションも一つです。なので、ボリューム番号は 1 、ボリューム数は 1、交換水準は 2 です。
AVDP は第256セクタに必ず記述し、 最終セクタ、最終-256セクタ、の内最低 1 箇所に記述します。なお、DVD プレーヤーは第256セクタしか参照しません。