2007年06月01日

ISO9660 その8 SVD/EVD

Supplementary Volume Descriptor (SVD)(副ボリューム記述子) と Enhanced Volume Descriptor (EVD)(拡張ボリューム記述子)の構造は PVD と同じですが、入れる値が異なります。

位置大きさ名称内容
01unsigned charVolume Descriptor Type=2
1〜55char[5]Standard Identifier="CD001"
61unsigned charVolume Descriptor Version=1(SVD), =2(EVD)
71unsigned charVolume Flagsビット0 : 0=ISO2375登録のエスケープシーケンスのみ / 1=ISO2375登録外のエスケープシーケンスが含まれる
8〜3932char[32]System identifierシステム識別子 (a1文字)
40〜7132char[32]Volume Identifierボリュームラベル (d1文字)
72〜798char[8]Unused Field=0
80〜834unsigned longVolume Space Sizeボリュームの大きさ [Blocks]
84〜874unsigned long (M)Volume Space Size上に同じ
88〜11932char[32]Escape Sequencesエスケープシーケンス
120〜1212unsigned shortVolume Set Sizeボリューム集合の大きさ
122〜1232unsigned short (M)Volume Set Size上に同じ
124〜1252unsigned shortVolume Sequence Numberボリューム順序番号
126〜1272unsigned short (M)Volume Sequence Number上に同じ
128〜1292unsigned shortLogical Block Size論理ブロックの大きさ [BYTE] 大抵2048
130〜1312unsigned short (M)Logical Block Size上に同じ
132〜1354unsigned longPath Table Sizeパステーブルの大きさ [BYTE]
136〜1394unsigned long (M)Path Table Size上に同じ
140〜1434unsigned longLocation of Occurrence of Type L Path TableL形パステーブルの先頭位置 [LBN]
144〜1474unsigned longLocation of Optional Occurrence of Type L Path Table任意L形パステーブルの先頭位置 [LBN]
148〜1514unsigned long (M)Location of Occurrence of Type M Path TableM形パステーブルの先頭位置 [LBN]
152〜1554unsigned long (M)Location of Optional Occurrence of Type M Path Table任意M形パステーブルの先頭位置 [LBN]
156〜18934struct directory_recordDirectory Record for Root Directoryルートディレクトリのディレクトリレコード
190〜317128char[128]Volume Set Identifierボリューム集合識別子 (d1文字)
318〜445128char[128]Publisher Identifier出版者識別子 (a1文字)
446〜573128char[128]Data Preparer Identifierデータ編集者識別子 (a1文字)
504〜701128char[128]Application Identifier応用システム識別子 (a1文字)
702〜73837char[37]Copyright File Identifier著作権ファイル識別子 (d1文字)
739〜77537char[37]Abstract File Identifier抄録ファイル識別子 (d1文字)
776〜81237char[37]Bibliographic File Identifier書誌ファイル識別子 (d1文字)
813〜82917struct datetime_lVolume Creation Date and Timeボリューム作成日時
830〜84617struct datetime_lVolume Modification Date and Timeボリューム更新日時
847〜86317struct datetime_lVolume Expiration Date and Timeボリューム失効日時
864〜88017struct datetime_lVolume Effective Date and Timeボリューム発効日時
8811unsigned charFile Structure Versionファイル構造版数 =1
8821unsigned charReserved=0
883〜1394512unsigned char[512]Application Use=0
1395〜2047653unsigned char[653]Reserved=0

Escape Sequences には、ISO/IEC 2022 のエスケープシーケンスを入れます。 これがあると、ファイル名などに多種の文字が使用できるようになりますが、 読み取る側がそのエスケープシーケンスに対応していないと無駄です。
全て 0 であれば ISO/IEC 646 となり、a 文字と d 文字しか使えません。

各日時は、PVD と同じです。つまり、年月日時分秒1/100秒にはd文字を使います。

System identifier、Publisher Identifier、Data Preparer Identifier、Application Identifier が a 文字から a1 文字に、 Volume Identifier、Volume Set Identifier、Copyright File Identifier、Abstract File Identifier、Bibliographic File Identifier が d 文字から d1 文字に、 それぞれ変更されています。


ISO2022 のエスケープシーケンスの内、 ISO2375 で登録されたものの一覧は、
http://www.itscj.ipsj.or.jp/ISO-IR/
にあります。
番号は登録順のようです。

この内、よく使われそうなのが、
087 Japanese Character Set JIS C 6226-1983(JIS漢字コード)
162 ISO/IEC 10646:1993, UCS-2, Level 1 (2バイトユニコード、レベル1)
174 ISO/IEC 10646:1993, UCS-2, Level 2 (2バイトユニコード、レベル2)
176 ISO/IEC 10646:1993, UCS-2, Level 3 (2バイトユニコード、レベル3)
だと思われます。
各 2 バイトユニコードは Joliet でも使われます。

ところで、Joliet の仕様書(例えばhttp://bmrc.berkeley.edu/people/chaffee/jolspec.html)に、 Shift-JIS のエスケープシーケンスは 2/4, 2/11, 3/10 = (24)(2B)(3A)= '$+:' とあるのですが、 上の登録内には見つかりません。どうなってるの?

posted by 七癖 at 09:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ファイルシステム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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