2007年02月17日

VERIFY(10)

Verify (ベリファイ) は"照合する"という意味らしいのですが、ライティングの世界では、 "ただ読み出せるか確かめる"という意味で使われているようです。 ちなみに Compare (コンペア) は、"比較する" という意味で、 こちらが元データと照らし合わせる為に使われております。 英語の微妙なニュアンスがわからないもので情けないです。
しかしながら、この VERIFY(10) コマンドは、私の使い方が間違っているためか、 上手く働かない場合が多いです。 一応書いておきますが、あまり信用しないでください。 読み出してみてかつデータの確認をするのであれば、READ(10) や、READ CD コマンドなどを 使ったほうが確実です。

VERIFY(10) コマンドの CDB は次のとおりです。

BYTE\bit 7 6 5 4 3 2 1 0
0Operation Code = 0x2F
1予約DPO =0予約BytChk =0廃止
2
(MSB)
 
Logical Block Address
 
(LSB)
3
4
5
6G3tout予約
7
(MSB)
Number of Blocks
(LSB)
8
9Control

Logical Block Address がベリファイを開始する位置です。
Number of Blocks がベリファイを行うセクタ数です。 0 だとベリファイを行いません。

G3tout が 0 の場合、処理が終わるまで戻りません(Group 2 Timeouts)。 1 はストリーミング方式で使用します(Group 3 Timeouts)。 実は、タイムアウト関係はよく理解していません。

VERIFY(10) コマンドのエラーは Read/Write Error Recovery Mode Page で決定されます。

posted by 七癖 at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | Multimedia Commands | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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