2007年01月09日

REWIND

Rewind の意味は"巻き戻し(す)"です。 このコマンドは、一応SCSIデバイス共通のコマンドに載っているのですが、 SEQUENTIAL ACCESS DEVICE、つまり磁気テープ以外ではあまり使われないようです。CD/DVD関係の INF-8070 や MMC の仕様書には載っていません。 "せんべえ焼き"では、CD Manipulator に倣って 書き込みが全て終了した後に使用しています。おまじないも込めて。

REWIND コマンドの CDB は、多分次のとおりです。 (SCSI-2 の SEQUENTIAL ACCESS DEVICE と、CD Manipulator のソースを元にしています。)

BYTE\bit 7 6 5 4 3 2 1 0
0Operation Code = 0x01
1予約予約IMMED
2予約
3予約
4予約
5Control

IMMED = 0 と置いて使っています。
IMMED = 1 とすれば、操作の終了を待たずに処理が返ると思われます。

なお、REWIND コマンドでは、データ用のバッファは必要ありません。


小話を一つ

この前、お袋が自分が出演したイベントを映した DVD をもらったので、 見たいと言われました。 そこで滅多に使わない XBox を引っ張り出して、再生させておきました。見終わった後、 「巻き戻したいのでどうすればいい」と聞かれ、返答に困りました。
posted by 七癖 at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | Multimedia Commands | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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