Maximum Number of Descriptors には取得できるデータの最大数を指定します。
(確保したバッファのバイト数 - 8) / 16
です。
個々の Write Speed Descriptor は 16 バイトのブロックよりなり、それは次のとおりです。
BYTE\bit | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 | |||
0 | 予約 | WRC | RDD | Exact | MRW | ||||||
1 | 予約 | ||||||||||
2 | 予約 | ||||||||||
3 | 予約 | ||||||||||
4 |
|
||||||||||
5 | |||||||||||
6 | |||||||||||
7 | |||||||||||
8 |
|
||||||||||
9 | |||||||||||
10 | |||||||||||
11 | |||||||||||
12 |
|
||||||||||
13 | |||||||||||
14 | |||||||||||
15 |
一つの Write Speed Descriptor ブロックが一つの選択できる倍速値における速さを示します。
WRC (Write Rotation Control) は次のとおりです。
WRC | 定義 |
00B | 標準 |
01B | CAV |
他 | 予約 |
各メディアにおける"標準"は次のとおりです。
CD-R/RW | CLV |
DVD-R/-RW | CLV |
DVD-RAM | ZCLV |
DVD+RW | CLV |
HD DVD-R | CLV |
HD DVD-RAM | ZCLV |
BD | CLV |
RDD は 0 です。
Exact が 1 であれば、確実です。0 であれば、採用しない方がいいかもしれません。
MRW は、例えば上書きモードの場合、1 になります。
End LBA は読み書きが可能な終了地点で、要するにメディアの容量です。 一つのメディアでは、全てのブロックの End LBA は同じです。
Lowest Read Speed と Lowest Write Speed は、 その選択できる倍速値におけるもっとも遅い値です。 CLV の場合、これは単純な読み書きの速さです。 ZCLV の場合、もっとも遅い段階の速さで、 最も内側における速さになります。 このため、Lowest Write Speed が同じブロックが幾つも出てくることがあります。