とはいえ、この "GET PERFORMANCE" はあまり使ったことがなく、ミニプログラムを作成して確認していたら「せんべえ焼き」での使い方が間違っているのがわかって冷や汗ものなのですが。
それでは、説明に入ります。
ドライブに挿入されているメディアの書き込み可能な速度などを取得するには、 GET PERFORMANCE コマンドを使います。
GET PERFORMANCE コマンドの CDB は次のとおりです。
BYTE\bit | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 | |||
0 | Operation Code = 0xAC | ||||||||||
1 | 予約 | Data Type | |||||||||
2 |
|
||||||||||
3 | |||||||||||
4 | |||||||||||
5 | |||||||||||
6 | 予約 | ||||||||||
7 | 予約 | ||||||||||
8 |
|
||||||||||
9 | |||||||||||
10 | Type | ||||||||||
11 | Control |
Data Type、Starting LBA、Maximum Number of Descriptors は、 Type によって意味が変わったり、使われなかったりします。
その Type を変更することで、以下のような情報を入手できます。
Type | 意味 |
0x00 | Performance data |
0x01 | Unusable Area data |
0x02 | Defect Status data |
0x03 | Write Speed Descriptor |
0x04 | DBI |
0x05 | DBI Cache Zone |
0x06〜0xFF | 予約 |
ここでは、使ったことのある Performance data と Write Speed Descriptor を説明してゆく予定です。