2006年10月11日

SET CD SPEED のテスト

SET CD SPEED の動作確認がしたくて、DOSプロンプト上で動くこんなプログラムを作ってみました。

cdspeed.cpp

今回はソースコードのみ。
例によって ASPI 専用です。

動作の内容は、書き込み速度を CD の?倍速で入力し、それを KBytes/sec に直して CLV でコマンドを送ってみて、エラーかどうか確かめる、というものです。読み取り速度は 0xFFFF KBytes/sec にしてあります。

で、やってみた結果、
メディアが入っていないと、エラーが出ます。
メディアを入れた直後でもえらーになります。
それ以外は…何でもOK?

っていうか、書き込み能力の無いドライブでも、
メディアに CD-ROM を入れてもエラーが出ない…。

よく考えたら、このコマンドは読み取り速度と書き込み速度を同時に指定するものだから、書き込みが出来ないからといってエラーを出していたら困りますよね。

また、速度に無茶な値を入れても大丈夫のようです。200倍速とか、コードを変えて、1 KBytes/sec とかでもエラーが出ませんでした。おそらく、可能な速度に修正されるのでしょうが。

ついでに、ソースを変えて読み取り速度を変更するようにしたところ、遅い速度(1倍速とか2倍速)ではプログラム終了後の読み取り動作が確かに遅くなりました。ファイルマネージャーでファイルの一覧を読み取るところから遅くなって、ファイルをハードディスクへコピーするのにも時間がかかるようになりました。なお、ディスクを取り出せば元に戻ります。
posted by 七癖 at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | Multimedia Commands | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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