2006年09月29日

SEND OPC INFORMATION

OPC は Optimum Power Calibration の略です。R/Wメディアには 書き込む前にレーザー出力を調整する場所(Power Calibration Area, (PCA))があり、 そこを使ってその日そのメディアでのレーザー出力を最適化するために SEND OPC INFORMATION を使います。

SEND OPC INFORMATION コマンドの CDB は次のとおりです。

BYTE\bit 7 6 5 4 3 2 1 0
0Operation Code = 0x54
1予約DoOpc
2予約Exclude 1Exclude 0
3予約
4予約
5予約
6予約
7
(MSB)
Parameter List Length
(LSB)
8
9Control

DoOpc を 1 にすると、現在の速度におけるレーザー出力の最適化を行います。 その際、Parameter List Length は 0 にしてください。 その後の書き込みでは、最適化された出力値が使われます。

DoOpc を 0 にする場合、こちらからパラメーターのリストを送って 出力を手動で設定するようですが、使ったことがありません。

Exclude 1 と Exclude 0 は、2層メディア用です。 0 にすれば、そのレイヤーを調整するようです。 古いバージョンでは対応していません。

とりあえず自動的に最適化したい場合には、 書き込む直前に DoOpc のみを 1 にして 送っておきましょう。 感覚的には、CD-R/W より DVD±R/W の方が時間がかかるようです。


CD Manipulator では、"レーザー出力の最適化を行う(Power Calibration)" でこの機能を使うか選択できます。

posted by 七癖 at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | Multimedia Commands | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック