2006年09月23日

WRITE (10)

CD/DVD-R/W の所定の位置にデータを書き込むには WRITE (10) コマンドを使用します。

WRITE (10) コマンドの CDB は次のとおりです。

BYTE\bit 7 6 5 4 3 2 1 0
0Operation Code = 0x2A
1予約FUA予約TSR予約
2
(MSB)
書き込む位置の

論理ブロックアドレス
(LSB)
3
4
5
6予約
7
(MSB)
データの大きさ [ブロック数]
(LSB)
8
9Control

FUA (force unit access) と TSR (Timely Safe Recording)は とりあえず 0 でいいでしょう。TSRは古いバージョンでは対応していません。 (例によって使ったことがありません。)

"論理ブロックアドレス"はCD-R/Wの場合、前に示した変換式を使って計算してください。

"データの大きさ" の "ブロック数" とは、書き込むセクタの数(フレームの数)です。 1ブロックの大きさ(バイト数)は、CDの場合、 http://senbee.seesaa.net/article/23386916.html (track at once または packet または raw mode) か、SEND CUE SHEET (session at once) で決めます。


ストリーミング書き込み?をするときは、WRITE (12) コマンド (Operation Code = 0xAA) を使いますが、 やはり試したことはありません。
posted by 七癖 at 06:51| Comment(0) | TrackBack(0) | Multimedia Commands | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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