トラックに関する情報、
トラック内の現在位置に関する情報
などが書かれており、 リードインとオーディオ/データトラックとでは使い方が異なります。
読み出した直後、Q チャネルのデータは、96ビットの1列になっています。 それを、96/8 = 12 バイトのデータに変換します。
BYTE\bit | 6 | |||
Q | ||||
0 |
|
|||
・・・ | ||||
7 | ||||
8 |
|
|||
・・・ | ||||
15 | ||||
・・・ | ・・・ | |||
88 |
|
|||
・・・ | ||||
95 |
全てのQチャネルは、先頭の Ctrl/ADR と、9バイトのデータ、 2バイトのCRCに分けられます。
BYTE\bit | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 | |||
0 | Ctrl | ADR | |||||||||
1 | データ | ||||||||||
2 | |||||||||||
3 | |||||||||||
4 | |||||||||||
5 | |||||||||||
6 | |||||||||||
7 | |||||||||||
8 | |||||||||||
9 | |||||||||||
10 |
| ||||||||||
11 |
Ctrl (コントロール/制御フィールド) は、ビット毎に意味があります。
bit | Ctrl |
7 | 0=2チャンネルオーディオ 1=4チャンネルオーディオ |
6 | 0=音楽トラック 1=データトラック |
5 | コピー 0=禁止 1=許可 |
4 | プリエンファシス 0=なし 1=50/15 |
Ctrl = 0100b で、データトラックになります。
ADR は、Qチャネルの内容を示します。
ADR | 音楽/データトラック | リードイントラック |
0x01 | 現在位置の情報 | トラックの情報 (TOC) |
0x02 | Media Catarog Number (MCN) | MCN |
0x03 | International Standard Recording Code (ISRC) | なし |
0x05 | なし | セッションの情報 |
CRC は、Qチャネルの0〜9バイトの値で計算します。 その生成多項式は、P(x)=x16+x12+x5+x1です。
2006/09/19 修正