2006年07月01日

GET CONFIGURATION その1 CDB

最近のドライブは、コンボドライブとかマルチドライブといわれるように、 CD、DVDなど複数のメディアに対応しているものが多いです。 こういったドライブでは、 GET CONFIGURATION コマンドを用いることで、 今入っているディスクの種類や、 対応しているメディアの種類 といった情報を入手できます。 そして、昨今の規格の乱立に伴い、その機能は増え続けています。 そのため、古いドライバーではいくつかの機能に対応していない可能性もあります。
ここでは、私が使っている範囲内で説明します。 もっとも、今のところ一つの機能しか使用しておりませんが。

GET CONFIGURATION コマンドの CDB は次のとおりです。

BYTE\bit 7 6 5 4 3 2 1 0
0Operation Code = 0x46
1予約予約RT
2
(MSB)
Starting Feature Number
(LSB)
3
4予約
5予約
6予約
7
(MSB)
データ長
(LSB)
8
9予約

RT (Requested Type)とStarting Feature Number(SFN)の組み合わせで、 取得する情報を指定します。

RT内容
00Bデバイスが持つ、SFNから始まる全ての情報
01B現在のディスクに対しデバイスが持つ、SFNから始まる情報
10BSFNで指定された情報
11B予約

私の場合、RT=11Bしか使っていません。そして、SFNに 欲しい情報の Feature Number をセットして、目的の情報を入手します。

Feature Number の一例は、次の通りです。

番号名称機能
0x0000Profile Listサポートしているメディアの一覧

すみません。他にもたくさんあるのですが、これ以外は使ったことがありません。

他の多くは、どのメディアを使う場合にどのコマンドが使えるか、 といった内容です。 本当はそれらを入手してプログラムをより精密にすべきなのでしょうが、面倒なので行っていません。

posted by 七癖 at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | Multimedia Commands | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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