2006年06月25日

START/STOP UNIT

ディスクドライブのトレイを出し入れするには、START/STOP UNIT コマンドを使用します。

START/STOP UNIT コマンドの CDB は次のとおりです。

BYTE\bit 7 6 5 4 3 2 1 0
0Operation Code = 0x1B
1LUN予約Immed
2予約
3予約
4予約LoEjStart
5予約

これからもですが、説明していない値には、取り合えず0を入れておいてください。

4バイト目の LoEj と Start の組み合わせで動作を決定します。

LoEj Start 動作
0 0 ディスクの回転を止める
0 1 ディスクの回転を始め、読み込みの準備を開始する
1 0 可能ならば、トレイを出す
1 1 ディスクを入れる(トレイを閉める)

トレイがロックされていると、エラーになります。

「せんべえ焼き」では、
CDBByte[4] = 0x02; // (=00000010B) トレイを出す
CDBByte[4] = 0x03; // (=00000011B) トレイを入れる
として使っています。


ASPIでドライブを制御してみたいと考えている方は、 まずこのトレイの出し入れを目指してみるのが良いかと思います。 結果が一目でわかりますし、 ウィィィン、ウィィィンパタンと動くのをみると結構感動したり、 自分がデバイスを動かしている気にはなりませんか?
posted by 七癖 at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | Multimedia Commands | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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