2006年06月21日

INQUIRY

MMC の INQUIRY コマンドは製品名やメーカー名といったデバイスの情報を取得するために使います。


INQUIRY コマンドの CDB (Command Descriptor Block) は次のとおりです。

BYTE\bit 7 6 5 4 3 2 1 0
0Operation Code = 0x12
1LUN予約
2予約
3予約
4予約
5データの最大長



INQUIRY コマンドで出力されるデータの内容は次のとおりです。

BYTE\bit 7 6 5 4 3 2 1 0
0予約デバイスの種類
1RMB予約
2ISO VersionECMA VersionANSI Version
3予約Response Data Format
4追加データ長
5予約
6予約
7予約
8
(MSB)
メーカー名 (ASCII)
(LSB)
15
16
(MSB)
製品名 (ASCII)
(LSB)
31
32
(MSB)
ファームウェアのバージョン (ASCII)
(LSB)
35
36
 
メーカー定義
 
55
56
 
予約
 
95
96
 
メーカー定義
 
n



0バイト目のデバイスの種類は、以下のようになります。(SRB_DeviceType と同じです。)

コードデバイスの種類
0x00ハードディスク、フロッピーディスクなど
0x01磁気テープなど
0x02プリンタ
0x03プロセッサ
0x05CD-ROMなど
0x06スキャナ
0x07MOなど


「せんべえ焼き、もしくはコースターメーカー」では、もっぱらドライブ名を取得するために使っています。
posted by 七癖 at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | Multimedia Commands | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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