2006年06月15日

Multimedia Commands 一覧

MMC には多くのコマンドがありますが、とりあえず、これを書いている時点でせんべえ焼きで使用している、あるいは試したことのある、そして紹介していく予定のコマンドを挙げておきます。

コマンド名コード内容
BLANK0xA1メディアを消去、初期化
GET CONFIGURATION0x46現在入っているメディアの種類と、ドライブが読み書きできるメディアの種類などを取得
GET PERFORMANCE0xACメディアの読み込み、書き込み可能な速度などを取得
INQUIRY0x12ドライブの名前やメーカー名などの情報を取得
MODE SELECT (10)0x55ドライブの書き込み方法やエラーに対する対応を設定
MODE SENSE (10)0x5Aドライブの書き込み方法やエラーに対する対応を取得
PREVENT ALLOW MEDIUM REMOVAL0x1Eドア/トレイをロック/解除
READ (10)0x28ディスクのデータを読む
READ BUFFER CAPACITY0x5Cドライブのバッファの空き容量を調べる
READ CD0xBE論理アドレスで指定した位置からCDのデータを読む
READ CD MSF0xB9時間アドレスで指定した位置からCDのデータを読む
READ DISC INFORMATION0x51ディスクの容量や空か消去可能かなどの情報を取得
READ DISC STRUCTURE
(READ DVD STRUCTURE)
0xADDVD以降のディスクの種類や各層の容量を取得
READ TOC/PMA/ATIP0x43CDのトラックのリストを取得
RESERVE TRACK0x53DVDメディアのこれから書き込む容量を設定
REWIND0x01巻き戻し
SEND CUE SHEET0x5DCDを焼くときにトラックのリストを設定
SEND DISC STRUCTURE
(SEND DVD STRUCTURE)
0xBFDVD(以降)を焼くときに、1層目の容量(多層ディスク)や日時(DVD-R)を設定
SEND OPC INFORMATION0x54ディスクを焼くときにレーザーの出力を調整する
SET CD SPEED0xBBディスクの読み書き速度を設定
START STOP UNIT0x1Bトレイの出し入れを行う
SYNCHRONIZE CACHE0x35書き込みを最後まで確実に行う
TEST UNIT READY0x00デバイスが使用可能か調べる
WRITE (10)0x2Aメディアにデータを焼く


昨今の規格の乱立のため、コマンド名や内容が変わることがよくあります。なお、ドライブのメーカーがその製品専用のコマンドを用意している場合もありますが、当然汎用性はありません。


2006/10/02 修正
posted by 七癖 at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | Multimedia Commands | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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